そもそも台湾に行きたいと思った理由が、何かで見かけた"九份"という場所に行ってみたかっただけ、調べてみたら空港も九份も島の北にあったので2泊3日で大丈夫だろうとざっくり航空券と宿を確保し、特に下調べもせず向かいました。
・成田から台湾まで
- 飛行機での移動
今回見つけた航空券、運行会社はトランスアジアというトコでした。昨今話題になっているLCCではなくレガシーキャリアとのコト。10年以上ぶりに飛行機に乗って国を出るので違いがさっぱりだったのですが、とにかく行けるようなので深く考えるのはヤメました。
空港での搭乗手続きは2時間前から。あまり時間のない旅程だったので少しずつ時間を稼ぐため荷物は預けないで行くコトにします。トランスアジア航空の持ち込み手荷物は規定サイズ内で7kgまでの荷物1つと身の回り品まで。
サイズを合わせたキャリーバッグに詰めた荷物は総重量6.5kg。ボディバッグにはざっくり2kgぐらい荷物が入っていましたが身の回り品は計量されず搭乗手続きをパスできました。
約4時間のフライト中はルータ内のmicrosdに保存していた本のデータをgoodreader経由でipadに移動させてi文庫で。機内アナウンスは北京語・英語・日本語ともう一つの言語(台湾語?)で行われますが、録音で流れるアナウンス以外の日本語は往復路共に聴き取りが困難なレベルでした。なんとかなりましたが…
機内食はこんな感じ。
ビールも出ます。ボクの場合はソフトドリンクしか勧められず、"ビールはないの?"と聞かないと出てきませんでした。もしビールが飲みたい方は聞いてみるとイイです。
飛行機は桃園国際空港へ到着。最速で宿のある台北を目指します。荷物の受け取りが無いので、以下の順番でサクサク空港脱出を目指します。
- 空港で両替をしてしまう
現地に降り立ってまずは空港内の銀行窓口を探します。ガンガン歩いてればまず見つかります。日本円から台湾ドルへの手数料は1回30NT$(約120円・以降1NT$は4円として計算のこと)とのこと。台北市街まで出てしまえば手数料無料の両替所もあるようですが、そこそこ歩かないといけない様子。そこまでの移動に120円分の価値があるのかというコトでボクはココで両替を済ませてしまいました。
台湾ドルから日本円へ両替する際には100NT$の手数料がかかります。レシートがあれば優遇措置もあるようなのですが…あいにく別の両替所に行ってしまったため、詳細は分かりませんでした。
- 入国審査
入国審査はタイミングにもよりますが混みます。両替も済ませて同乗者の中でココに最速で到着できれば、あとは待つのみです。到着時にケータイの電源を入れると思いますが、ここでの待機中に国際ローミング処理が終わり、利用料金などの注意事項についてのSMSが届くことでしょう(auの場合)。
また、成田空港同様に桃園空港内にも無料の無線LANがあるので、現地simの契約をしない場合はココで台北の公衆無線LAN手続きを行うのも良いでしょう。
入国審査を終えたら、速やかに向かって右側の出口より出ます。
- simカードを購入
入国審査を終え出口を出ると、すぐ右側に台湾の携帯会社のカウンターがあり、ほぼ横並びに価格設定されたsimカードから旅程に合ったモノを購入できます。実機で使えるか確認したい場合には購入前にテスト用のsimを貸し出してくれてテストできるので安心です。
ボクはhuawei e585を持っているので、台湾でこの機種を扱っていた台灣大哥大(taiwan mobile)にて。事前にプロファイル設定(APNに"internet"と打ち込んでおくだけ)も済ませておいたのでテストsimでも問題なく通信ができるコトを確認し、3日用のデータ通信用simを250NT$で購入します。手続きにはパスポートが必要になります。
旅行者用のsimカードは通信に関して制限が一切ないようなので、自宅サーバーに接続して音楽を送り出すアプリと接続。充分な速度が出ているのがわかります。

※ pebbleの時刻はペアリングしているiphoneが自動で時刻を再設定するのとほぼ同時に修正されました。便利!
なお、カウンター向かいに空港の出入口があり、出て右へ歩くと喫煙所があります。街中での喫煙は法的な制限があり難しいので、どうしてもタバコが吸いたい方はそちらで一休みしても良いでしょう。
- シャトルバスで台北駅へ向かう
simを購入した後は、カウンター正面に下りのエスカレーターがあるので速やかに降ります。そこにはバスのカウンターがあり、台北駅までのシャトルバス(125NT$)乗車の手続きを行って台北駅へ向かいます。出発まで1分なかったので写真はなし。
遠くない未来、桃園空港より台北駅へ直結の電車がサービス開始するという話もあるので、そちらを利用するのもイイかもしれません。
- 宿泊
今回宿泊をお願いしたのは"ゲストハウス台北2号"さん。日本人のサワヤカ好青年のマサさんがオーナーをしています。
事前に連絡をしていたところ、わかりづらい場所にあるので最寄駅の古亭駅で待ち合わせしましょう、とのこと。わざわざお出迎えしてくださいました。
待ち合わせの時間より1時間近く早く最寄駅に到着してしまったので、電車や地下鉄のシステムを現地の係員さんに伺ってから余った時間で周辺を散策してから合流。たまたま北京語を習いに来て滞在しているというルームメイトの方々も待ち合わせ場所に来てくださり、そのまま西門にあるお店で一緒に牛肉麺を食べました。
ニンニクとか高菜っぽい何か(ウマい)などが食べ放題です。あと辛味増しソース的なものも(これまたウマい)。
現地の食堂で食べると割安感がありますね。
ゲストハウスについてwebで確認したところどうやら観光案内もしてくださるとのことでしたが、今回は自力で観光することに決めていたのでそのお話もせず。食事後には台北駅地下街を案内していただき、お礼にと購入したビールをお部屋で飲みながら談笑。オーナーさんもルームメイトさんもホント好青年さんでした。マジオススメ。
- 交通
台湾では鉄道・地下鉄・バス・タクシーが利用可能。日本でのsuica・pasmo等に相当する"悠遊卡"というモノがあり、公共交通機関ではやや割引価格での乗車が可能です。なお、バスでは両替機が無く、お釣りも運転手さんのお財布の中身次第なのでバスを利用するプランの場合は持っていた方が無難です。
また、同システムを利用してMRTとバスが乗り放題になるカード(taipei pass)もありますが、こちらは鉄道は使えないようです。加え空港と台北駅を結ぶシャトルバスにも利用できないとのことで購入を見送りました。
悠遊卡は公共交通機関かコンビニなどで手に入れるコトが可能だそうですが、ボクはなんとかなりそうだったので購入しませんでした。
時刻表等はwebで、各公共交通機関のページより確認できます。ios/android端末であればアプリもあるのでそれらを利用するのが便利でしょう。
- 言語
公用語は北京語(普通話)のようです。また以前からある台湾語と呼ばれる言語の2種類が使われているとのこと。少なくともボクがお話した現地の方はほとんどの方とは上記2種類のうちどちらかでのコミュニケーションが必須でした。表記は繁体字中国語なので読む分にはさほどストレスはないでしょう。
ボクは英語はそれなりにイケるのですが、先方も母国語ではないので過度な期待は禁物。日本語を使ったパンフレットは頻繁に見かけたので、それを利用するのが良いのかもしれません。一部日本語での会話も…という案内も見かけましたが、日本語での会話が成立したのはコンビニでバイトしていた女の子のみでした。どこに行けば日本語が使えたんだろうなあ。
・台湾観光
台湾で訪れた場所は
1日目:西門・台北駅地下街
2日目:松山・侯硐・十分・九份
3日目:宿→台北駅
全て台北周辺ですね。このうち、主に2日目の様子を書き残しておこうと思います。
そもそも訪れてみたいと思った九份だけ行く予定だったのですが、前日にオーナーさんやルームメイトさんと談笑しながら見ていたテレビで"十分"を知り、その前にインターネットで見かけた猫推しの"侯硐"を知ったのでgooglemapsで調べたところ…そんなに遠くないようなので行ってみるコトにしました。
当日は8時すぎに宿を出ました。そういえば…
松山市場で食べた水餃子と酸辣湯。安くておいしい、お勧め。餃子1個が大きくて、具もぎっしり、皮はもちもち。MRT松山駅2番出口からすぐのところにあります。 pic.twitter.com/kTq03Wceek
— ホリゑ けんヰち (@Ken1_Horie) 2014, 11月 22ありましたありました。が、
おっと、全然やってませんでしたねえ(この時点で10:30)。仕方がないので裏側に仕込み中のお店があったので話しかけてみると、そちらも「まだ準備中だよー(意訳)」とのこと。
仕込み中のセイロの中身が美味しそうだったので「好…嗎…?」と聞いてみるとお店の人が笑って「出してやるから座んなよ(意訳)」とおっしゃってくださいました。言ってみるモンです。
個人的にですが、中国語圏では"〜嗎?"とか言っておけばだいたいなんとかなります。
出ました出ました。よくわかりませんがやっぱりウマかったです。
メニューを指差し「どれ?」って聞いたら"小籠湯包"を指差してくれました。麺は昨日食べたので結局頼まず。
小腹を満たしたので周辺を散策しながら駅へ。MTRと鉄道の駅は別の建物なので要注意です。
台湾はスクーターが多く、交差点には写真のように専用の停止位置がある場合も。
駅に着いたら早速窓口へ。係員のオジサンは日本語も英語もダメとのことだったので「侯硐…嗎…?」と聞いてみたところパッと笑顔になってコレを渡してくれました。
手書きの時間入り。ナゼ…?と思っていたら別の行き先を掲げた電車がその時間に入線してきてなるほどオジサンやるなあ…と思いながら乗車。
車窓からは都市から田舎へ移動しているのが一目でわかるぐらい風景が移り変わります。
眺めてると全然飽きることなく小一時間で侯硐へ到着です。
- 侯硐
猫推しの村、それが侯硐。昔は炭鉱?か何かで栄えていたらしいのですが、今は猫推しなんですって。ナゼ猫を選んだんだろ。ありがたいけれど。
猫推しだけあって
寄りまくっても全く動揺しません。サスガです。オミヤゲも充実しているようなんですが…あいにく興味もなく。
猫といいだけ戯れたら今度は十分を目指します。ここの窓口の方も英語不可。おなじみの「十分…嗎…?」でなんとかします。30分程度で十分へ到着。
- 十分
前日テレビで見かけたのは、電車が街中?を走り抜ける姿でした。行ってみるとこんな感じ
観光客向けと思しきお店が立ち並ぶ中を線路が走っています。なるほど。
線路の真ん中では
お願い事を書いた気球を飛ばすのが名物なんでしょうか。北京語・英語やハングル(韓国からの観光客も多かった)・日本語で書かれた説明書きを持った呼び込みさんがいっぱいいました。
ボクはと言えばその裏手からさっさと住宅街へ抜け、お腹が空くまでのんびりと周辺をぶらり。
食事できそうな場所は線路周辺にしかないようで、食堂で小さな魯肉飯とビールを頼みます。魯肉飯は盛り付けが効率重視だったので写真なし。
ビールを飲んでいると…
おお!これが!キワッキワすぎる!!
電車を見て満足したので十分を後にして九份へ移動しようと駅の人に尋ねたら「近くの侯硐からダイレクトでバスが出てる(意訳)」とのことなので侯硐へ戻り、観光案内所でやっと英語が使える方に出会え、「たしかに週末限定で九份へ行けるバスがある」とのお話を伺います。
観光地を少し離れたところにあった案内所で、また英語ができる方が。バス停は無いが、確実に出るとのお話。小銭が無いコトに気付き相談すると両替もしてくれて、お礼しつつバスで九份へ向かいます。
- 九份
バスで揺られること30分。夕方に念願の九份へ到着です。かつて金山でめっちゃくちゃ栄えたとのこと。山の斜面にムリヤリ立ちまくっている商店街にテンションが上がりっぱなしです。
アニメ映画のモデルになったと書いてある建物を見かけましたが、たしか公式で否定していたハズなのでスルーしてガンガン登ったり降りたりしていました。
端から端まで歩き倒して、晩御飯は米粉麺です。
あっさり麺を食べた後はバスに乗って台北へ戻りました。電脳街に寄ってみたものの、収穫なし。アツいアイテム探すには今なら深圳まで行かないとダメかなあ。
その後は台北の街中をブラブラしつつ、現地の居酒屋さんに行こうと思ったのですが強い雨に降られてしまい移動が困難に。仕方なくスーパーでビールを買って宿に戻ったら21時でした。ルームメイトさんと飲みながら談笑して就寝。
最終日は朝7時台の便だったので宿を5時に出て台北駅まで歩き、台北駅から少し離れたところにあるバスターミナルより空港へ向かい、特にトラブルもなく成田へ戻りました。
・台北のみなら短期間でも楽しめます
今回は実質48時間を切る滞在でしたが、2日目だけで充分中身の濃い旅行となってしまいました。
道中も日本語は無理だろうと予測していましたが、英語もキビシイというのは初体験だったのでとても楽しかったです。
現地では都市部でも田舎でも頻繁に声をかけられて、言葉がわからないハズなのに談笑している場面がよくありました。きっと言葉がわかったらもっと楽しかったのかな…とも思いますが。そんなコトよりも、可能な限り周りも巻き込んで一緒に現在の状況をいかに楽しむかが大事だと思うんです。
お知り合いの方より「南の方も楽しいよ!」と教えていただいたので、いつか機会があれば南にも行ける旅程で訪れてみたいです。







