・マスクがない!
ずいぶん前から絶賛流行中ですね、感染症。行くトコ行くトコ、いまだにマスクの話題で持ちきりです。
職場では早々にマスク着用令が出たのですが、ボクはたまたま65枚入りの箱入りマスクを去年買って放置していたので、それを使うコトで何ら困らず過ごしていましていました。
だがしかし。日に日に少なくなるマスク。出勤途中のドラッグストアに並ぶ高齢者を横目にいろんな意味で若干危機感を感じていたところで、着用目的である「飛沫拡散防止」を実現するには…ってコトで「それじゃ自作レベルでイイじゃない」と思い、さっそく作ることにしました。
・どんなマスクを作りましょう
さて、そういうワケで40代のおっさんが小学生以来の裁縫にトライです。今回はマスクを作ります。
参考にしたのはコチラ。SARSが流行したトキに香港で考案されたというマスクの型紙がネットに落ちていたのでコレを作ろうと思います。あくまでも説明は参考程度に、飛沫拡散抑止が叶うレベルのモノを作るコトがゴールです。
うん、この時点でもうなんとなくできそうな気がして来ました。では、ひとっ走り手芸店とかに行って買って来た材料を紹介します。
今回のマスクは外側と内側で生地を組み合わせるものだそうです。ナチュラル系の素材で作りたかったので、とりあえず外生地は帆布で。色は手持ちの服と合うベージュ・グレー系のモノを。そして内生地はガーゼ…だとすぐヘタりそうだったので、ボクはコットンを選びました。
あとは…針金とゴム、そして糸を手芸店だけじゃなくて街のプロショップ、100均で。ここまで合計千円以内で購入してきてまだまだ余しています。材料費安すぎ。そうそう、針金はケーブルタイ(usbケーブルとかを巻いてるアレ)で全然だいじょぶです。繰り返しますが材料費安すぎ。
ミシンは無いので手縫い一択です。裁縫セットを始めとした道具一切はおウチにありました。裁縫セットとかも100均で購入してたので、ホント数百円しかかかってないです。す。
・制作手順について
1.生地を切り出す
生地切り出し用の型紙は外生地用と内生地用の2枚用意すると良いです。生地は内外それぞれサイズが違います。2種類の生地をざっくり切り出しましょう。ざっくりでだいじょぶですよ。縫い目さえしっかりしてれば見栄え的になんとかなります。
2.マーキングする(最重要)
出来上がりを左右する最大のポイントはココです。ガイドがしっかりしていないと縫い目がガッタガタになるコト間違いなしなため、シャーペンでもイイのでマーキングはしっかりしておきましょう。どうせ使う前に洗って落ちます。繰り返しますがマーキングはしっかりと。コレ大事です。
縫う前にアイロンやコテで折り目をつけるとよりウマく仕上がるでしょう。ボクはそんなモノは無いので裁縫セットに添付されていた3本のまち針と安全ピンを駆使してなんとかしました。
3.外・内生地のセンターを縫い合わせる
まずは内外それぞれ2枚ある生地のセンター部をそれぞれ縫い合わせます。ある意味練習ステージです。この工程の縫い目は外からは見えない部分なので、ココで半返し縫いのスキルを一気に上げます。
4.外生地の針金部を縫う(重要)
一番時間をかけるべきポイントはココです。3の工程で高めた半返し縫いのスキルを即総動員です。ハダカの針金がハミ出しちゃうと四六時中、針金が鼻に刺さってただただ痛い、悶絶必死の罰ゲームアイテムと化すので、なんとかハミ出さないよう気合で縫います。ボクは針金をとりあえずビニテでコーティングすることでハミ出し防止としています。
切り込み部がちょうど針金に収まります。経験上ココが山場です。丁寧に、ひたすら丁寧に縫い付けます。
5.生地の上下端を縫う
4の工程を超えたらあとは単純作業です。ココからは縫い目が外から見える部分の工程です。外側部分に縫い目のキレイな方が来るようにして、仕上がりを確認しながら作業を進めてください。
全体の確認のためにひっくり返しました。今回も(4作目)そこそこウマく行ってて一安心です。
6.外内生地の左右端を縫い合わせる
両方の生地の内側になる部分をそれぞれ外向きにして両サイドを縫い合わせます。内生地は外生地から見てできるだけ上下的に真ん中になるように合わせるとイロイロおさまりがイイです。
ボクはココで外生地にゴム用のループを仕込みます。コレやっちゃうと横幅が少し狭くなるので注意です。
7.フィルター用ストッパーを縫う
6の工程が終わったら裏返します。コレでほぼ完成です。フォルムと縫い目にひとしきり惚れ惚れしたら、フィルター用のストッパー部分を縫います。
上側からフィルター(後述)を入れる都合で、抜け落ちないよう下端を縫います。3cmくらい縫えばオッケーです。
8.ゴムを装着して完成
最後の工程です。耳にかける用のゴムをテキトーに切り出してイイ感じにフィッティングできたら完成となります。ループを作られた場合は、"かぎ針"(プロショップで買えます)があるとメチャ通しやすいです。
・作ってみて、わかったコト
使い捨てのマスクとは違い、洗って再利用できるというのがデカいです。外生地と内生地をこんな感じで上から開いて…
キッチンペーパーとかをテキトーに重ねてフィルターとして使うだけで飛沫拡散防止が期待できるそうです。本体は洗えるし、フィルター交換式のため、一度作ればそれ以上時間的・金銭的なコストがかからない点がとってもイイです。
今日、4つ目(一番手前)が出来上がりました。1つ作るのにかかる時間は、大体3時間。ミシンがないから仕方ないです。作るたびに時間を縮められるかなあと思ってたんですが、毎度作ってる最中に改善点を見つけてしまい、それを反映させてたら結局時間がかかってしまうんですよね。
時間はかかるんですが、ナゼか楽しいので休みの度に作るようになりました。外出も控えるように言われてますしね。時間を余し始めている方にはオススメですよー。
最後に。使い捨てのサージカルマスク(を含めた衛生用品)は、様々なリソースが超逼迫しまくってる病院に送られるべきだと思っています。ボクがマスクを自作しようと思い立ったのはそのためです。なのでこの発信が、それを実現するピースの一つになればイイなあ、とも思っています。
ではでは本日はこのへんで。








